ブレーデンスケール スコア算出ツール
6項目を選択 / 合計6〜23点 / 点数が低いほどリスクが高い
カットオフ値:14点以下 = 高リスク
意識レベル低下や鎮静により、痛み刺激に反応しない。または体の大部分の感覚が低下している
痛み刺激にのみ反応。不快感を訴えられない。または四肢の1/2以上で感覚障害がある
呼びかけには応じるが、不快感を十分に伝えられないことがある。または四肢の1/2で感覚障害がある
不快感を感じたら訴えられる。体位変換の要求もできる。感覚障害なし
発汗や尿失禁などで皮膚がほぼ常に湿潤。シーツ交換のたびに濡れている
皮膚がしばしば湿潤。1日1回以上のリネン交換が必要
皮膚が時々湿潤。1日1回程度のリネン交換が必要
皮膚は通常乾燥している。定期的な交換のみで対応できる
ベッド上で過ごしている
歩行能力が著しく制限されている。自力歩行はできないが車椅子には移れる
日中に時々、短い距離を介助の有無にかかわらず歩ける
1日に最低2回は病室外を歩ける。2時間に1回は室内を歩ける
介助なしでは体や四肢の位置をわずかにも変えられない
時々わずかに体位を変えるが、頻繁な体位変換を自力で行うことはできない
頻繁にわずかな体位変換を自力で行える
介助なしで頻繁に大きな体位変換ができる
食事をほとんど食べない。3日以上の絶食、または点滴・水分のみ
食事摂取量が少ない(提供量の約1/2以下)。たんぱく質摂取量が不足
食事の半分以上を摂取。たんぱく質もある程度摂れている
ほぼ全量摂取。間食や補助栄養も摂れている。たんぱく質も十分
移動時にシーツ上で皮膚がずれる。しばしばベッド上でずり落ちる。痙攣・拘縮により常に摩擦が生じる
弱々しく動く。移動時にある程度のずれが起こりえる。多少の介助で体位を維持できる
自力で移動でき、移動中に十分な筋力で体を支えられる。体位も自力で維持できる
カットオフ値の目安
| 環境 | カットオフ値 |
|---|---|
| 病院(一般病棟) | 14点以下 → 高リスク |
| 在宅・施設 | 17点以下 → 高リスク |
| ICU・高度急性期 | 12〜16点(患者背景により変動) |
※カットオフ値は施設や患者背景により異なります。上記は一般的な目安であり、自施設の基準を必ず確認してください。
本ツールはブレーデンスケールに基づくスコア算出の補助ツールです。
褥瘡リスクの評価は臨床所見に基づく専門的判断が必要です。本ツールの結果をもって診断・治療方針を決定するものではありません。正式な評価は施設の手順・ガイドラインに従ってください。
参考:日本褥瘡学会「褥瘡予防・管理ガイドライン(第5版)」(2022年)